筑波山麓
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上の写真は、「筑波流」の茅葺き屋根の「キリトビ」という装飾。
ハサミで切り込み、墨を入れるそう。
下の写真は、瓦屋根。苗字や屋号が入っています。
何て抜かりの無い! 茅葺きも瓦葺きも豪勢。

2月23日(土)、24日(日)と、くりはらツーリズムネットワークの移動研修会で、
茨城県つくば市に行ってきました。
昨年4月以来、2回目の訪問です。

今回は、前回お世話になった株式会社里山建築研究所が事務局を担う、
筑波山麓グリーン・ツーリズム推進協議会の活動を視察しました。
濃厚な視察内容は、くりはらツーリズムネットワークのFBで紹介されています。

さて、視察内容も充実していましたが、
今回も圧倒的な空間を目の当たりにして、ますます虜に…
価値観が伝わってくる景観。

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写真は、なまこ壁。美しい。
筑波山麓の麓の田井地区(旧田井村)は、
長閑な田畑と風格のある民家が、ユタカな景観を形成しています。
暮らしの中で、地元の方々がモノゴトを大事にしているのが、
ヒシヒシと伝わってくる景観です。

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リノベーション中の茅葺きの民家。「筑波流」といわれる独特な茅葺き。
後ろに見えるのは筑波山。

他にも気になるコトが満載。
栗原ではイグネと言えば屋敷林ですが、筑波では「生け垣」を「イグネ」とよぶそう。
筑波石や大谷石の石垣、石倉も気になって仕方ありません。
ワラニオもチラッと見えたし…
もう、目に入るモノ、すべてがオモシロイ。
見逃したり、ジックリ見られなかったことがいっぱいで、
想いをたくさん残してきちゃいました。また行かないと。
すっかりつくばファンです。

農村や地方と一口に行っても、文化や風土は本当に様々ですね。
日本一ではなくても、オンリーワンではなくても、
土地によって風土があって、文化があって、人がいて、産業があって。
結果として景観にあらわれて。
「地方は、何か一番のモノを!」とたまに耳にしますが、
一番であることよりも、大切にしたいモノゴトがちゃんとあること、
それが経済にも、そして景観にも繋がっていくのではないかなと感じます。

筑波山麓の景観を眺めながら、
大切にしたいと思うモノゴトにどんな形であれ係わって、
それが景観に繋がれば… と改めて感じました。

次は、単独行動で、思う存分に観て歩こうと画策中です。
できればケイトラで…
by keitoratourism | 2013-03-08 23:35 | 旅先
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