ツナギ
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収穫した野菜などを束にして「まるぐ(まとめて結ぶ)」際に使う「ツナギ」。
まるぐ物の大きさや量に応じた本数の藁束を2つ、
藁の先の方を繋ぎ合わせて作ります。
藁の根本の方が外側になります。

特に難しいことは無いのですが、
ビニール紐や糸を結ぶのとはちょっと違って、
藁は結ぶよりもねじるイメージなので、
藁を扱った経験がないと、少し戸惑うかもしれませんね。

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まるぐ際の結び目も、ねじって押し込むような感じです。
稲刈りのときに、刈った稲穂をまるぐときと同じ要領ですね。

モデルは日本最古の染色技法「正藍冷染(しょうあいひやしぞめ)」の
三代目伝承者・千葉まつ江さん。
去年から藍の手プロジェクトという事業で、
作業の一部をお手伝いしています。
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こちらがツナギでまるぐっだ状態。
藍染の原料の「藍」を刈り取ったときの写真です。

藁の適度な固さと柔らかさで、
持ったときは締まり、解くときは簡単に。
使い方を知れば、藁は万能ですね。

そうそう、稲の藁や籾殻には、
「シリカ」という成分が含まれているそうです。
大分県の写真家・藤田洋三さんから教えてもらいました。
シリカはガラスの原料の鉱物に含まれていたり、
工業製品や食品類にも活用されていたりするらしい。

調べてみても難しくて理解できませんが、
藁や籾からの抽出方法が研究されているらしいので、
近ごろめっきり活用する機会が減っている藁の
新しい価値が生まれ、脚光を浴びる日がくるかも。



by keitoratourism | 2014-08-15 09:55 | 世間遺産
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